ブロック塀壊しとケヤキの枝降ろし
今日は梅雨の中休みの曇りがちの晴れ。事故以来初めて友人を招んで、一日作業をした。といっても家の片付けや移動ではなく、道に面したブロック塀の一部撤去と庭木の剪定をする。
あの事故以来、車は一切動かしてなく、諸般の事情でいまだ修理にも出せずそのままなのだが、これまでは車の出し入れは、いつもお尻から入れて、道路左側方向に出していた。だが、それだと被害者宅の家の前と事故現場である駐車場の前を必ず通らねばならない。
被害者家族の感情や要請もあって、できればその方向を通って走らせたくない。そこで、これまでの出し入れである左方向に出るのではなく、右方向に出せば件の現場や女児の家の前を通らないですむと考えた。
でもそのためには、従来の我が家のブロック塀があると邪魔で出せないので、とりあえずまず縦一列分だけ壊して少しでも間口を広くすることにしたのだ。約8個分のブロックをドリルや鏨で取り外したのだが、午前中だけでは終わらなかった。手には豆ができた。
午後からは桜の老木とケヤキなどの枝落とし。本当はもっと冬の間にすべきことなのだが、家の工事を控えてこのところ忙しかったのと、交通事故もあって昨年から一切手入れをしなかったので、木々は一面に鬱蒼としてものすごく茂って庭は薄暗くなっていた。このまま風通しが悪いと毛虫が出たり大変なことになるので、増坊が木に登って枝を落とし、友人が下で落ちた枝を集めて括るということで、とても一日では終わらなかったが少しは枝は減り、だいぶ庭は明るくすっきりした。
おかげで昨日から痛かった腰がさらに痛く、今は歩くのもやっという有様なのだが、木の上で考えたのは、ともかく体を使って作業をすればそのときだけは何も考えず、そのことだけに夢中になり時間が過ぎるのだからこれは良いということだ。でないと、悶々とあれこれ悩み考えるだけで時間が過ぎずただ苦しいだけだ。
やるべきことはまだ山ほどある。ともかく体を使ってやるべきことをやっていけば良いんだ。そうすればきっと時間はどんどん過ぎて月日が経っていく。