正月も今日で終わり
正月三日目である。正月三が日と言われるように、おそらく世間では明日から仕事始めとなるのだろう。テレビのニュースでは高速道路はどこもすごい渋滞だった。
私的には、正月休みも全く関係なく、今日も3冊アマゾンからの注文本を発送してきた。元日からして注文があれば迅速丁寧がモットーだからお客に本を送らなければならない。ネットの世界には盆も正月もなく、のべつまくなし容赦ないのである。ちょっともたもたしていると客からすぐに低い評価をつけられてしまうのだ。
さて、私ごとついでに、今年2008年の抱負ではなく、年間予定のようなものを書き留めておこう。これは、したいことではなく、やるべきことであり、やらねばならないことでもあり、たぶん間違いなくやるであろうことだ。
まず第一は、ともかく今年は家の改築工事にとりかかり、完成させる。これだけが積年の懸案であり、すべてに先おいての優先事項だから、今年それがならなければ自殺するしかない。年内に家が完成しなければ生きている意味がない。それほど切羽つまった危機的限界状態となっている。今まですべてを後回しに、あるいは先送りにしてきたのだから。
それさえかなえば、後のことはおまけのようなもので快適な広い新居で、新たな「活動」の場としてその場を活かして始めたいことは山ほどある。
ネット上の商売も、アマゾンはあくまでも小遣い稼ぎなのだから、もう一度初心に帰って自店舗サイトを再構築して本腰を入れてネット古書店に取り組みたいと考えている。そこで儲かる儲からないは関係ない。そのサイトを通していかに表現活動ができるかかどうかだ。
それに関連して、メルマガも再開したいし、このブログを通して様々な人脈ができたので、それらを統括するような、ネット通信=ミニコミ的メルマガを考えている。今年中に始められなくても、その活動のための場さえできれば、そこが拠点となるので、今までの停滞を巻き返すべく、全力で取り組もうと意欲満々でいる。
そして、夏には、また久々に富士登山に行く。新居を完成させての報告も兼ねてだが、今度は富士吉田からではなく違うルートで、アタックしてみるつもりだ。今度で三度目だが、人生の節目節目ごとに登り富士山は自分に大きな力を与えてくれた。富士に登ること、山頂に立つことは神に近づくことに他ならない。できれば、参加者をこのブログで呼びかけて「講」を組んで多くの人と登れたらと思う。本当に人生観が変わることは保障する。
あとは特に何もない。例年通りなら5月の連休に大阪、春一番コンサートに行くこととなるだろうが、それも風太や阿部ちゃんの気分次第だし、今の気持ちとしては一昨年、去年ほど内的に盛り上がってはいない。なぜなら「うた」というものが、他者から受け取るものではなく、自ら発露していくもののようにこのところ変わってきたからだ。聴き手となるよりも歌い手になりたいと思う。観客など誰もいなくてもどこかで歌う場がほしいとこのところ考えているのだ。
その他、フランス語や音楽の勉強とかやりたいことはいくらでもあるが、それらは願望、希望の類であり、ともかくまずはすべてに先おいて、家の改築を成し遂げて、そしてそこから新たな場ができたらまたそこからだと考えている。
もう自分は若くない。あれもこれもと多くを望まない。ともかくまず最優先は「家」なのである。