本のデータベース化をどうやるか
前回書いたことは、本の保管のあり方であって、本の管理ではないと今読み返して気がついた。バカである。
さて、増坊は自分で言ってれば世話ないが、本にしろ何にしろモノを集める力、収拾能力は抜群だと思っている。しかし、その反面、それを管理及び整理する能力はゼロに等しいと認識している。結果、本は仕入れや買い取りなど一切しなくても自然現象のようにいつの間にか集まってくる。しかし、それをきちんと整理して「商品」として管理するところまで簡単にはいかないというのが現実なのだ。どうしたらよいのだろう。
数年前、アマゾンで古本を出品し始めた頃は、大学ノートに、一冊づつ本の題名と出品日時、価格などのデータを記録していた。ところが、Amazonマーケットプレイスでは、出品期間は60日で一区切りなので、その間に売れないといったん終了となり、また再度出品手続きをしなくてはならない。すると、先に書いたように時間軸で在庫を管理していると、新規出品の本も再出品の本も同じ手続きで、記録しててもいつしかごっちゃに交じってしまう。常に途切れなく出品し続けられれば、時間軸は狂わないのだが、忙しさにかまけてなかなかそこまで手が回らず、結局、売れた本だけは、まとめてファイルに入れているのだが、あとは一切、管理をやめてしまい記録はとっていない。残っているのはメールの通信記録だけなのだ。
今は、再出品要請のメールが届いてもすぐではなく気が向けばまた出すこともあるし、もはや儲けが200円以下しか出ないような値段まで下がってしまった本は、そのまま販売中止にしたりと、すべてテキトーになってワケがわからなくなってしまっている。理想を言えば、一冊ごとにきちんとデータをとって、一番最初に出品したのはいついくらで、何回再出品を行い結局いついくらで誰に売れたのか、記録しておけるようにしたい。何かそういうような、商品販売管理ソフトのようなものがあるのだろうか。他の人はどうやって管理しているのだろう。
ともかく、新しいパソコンを一日も早く起動させ、そちらをメインにして商売を再開できたならばの話だ。今はまだ買ったものの箱から開けていない富士通のパソコンの置き場を作ることが先決なのである。