ともかく本を減らさないとね
このところブログがまたバカ長くなって(読んでくれている人がいるならば)申し訳ない。最近は誰も合いの手やコメントも入れてくれないので、一人だと加減がわからずついダラダラ長くなってしまうのだ。観客のいないスタンダップコメディアンのようなもので、面白いかどうかは別として、タイマーを見つつ、自らで長さを調節しないとならない。でないと、増坊の場合、これは病気のようなもので、オフステージだとしても一人でえんえん止めどなく書いてしまうし、こんなものならいくらでも書ける。しかし、人はブログだけで喰えるわけではないので(最近のアイドルブロガーたちは別として)、商売の方もマジメに取り組まないとならない。と、いうわけで、そろそろ古本屋の話。
晩秋には老朽化した今住んでる我が家を壊して建て替えなくてはならないので、このところは溜まりに溜まった古本をなくすために精力的に取り組んでいる。今やっていることは、まずは本の仕分けで、ネットで商売として売れる本と売れない本をまず仕分ける。最初は本の状態や古さで分けて、売り物以前のゴミにしかならない本は、古紙として資源ゴミ回収日に出す。次いで、売れそうな本は、ともかくまずはアマゾンなどで「検索」にかけてみる。アマゾンはますます値崩れがひどいから、最低価格が1円などというのがままあって、そういう本は、どこをひねっても売れないし、そうした値段で売ってもウチでは儲けは出ない。
そこで箱に詰めてまとまったらブックオフなどに持ち込む。アマゾンでは1円本ばかりでも、新大型古書店では新しければ引き取ってくれるので、ほとんどタダ同然のような買値でもたいがい一箱、400円から千円ぐらいにはなる。それですぐ帰ってくればいいのに、査定の間に、100円本の棚を覗いていると、ついつい欲しい本もみつかって、結局10冊から20冊近く買ってしまう。
というわけで、処分した本の数より新たに買った本の方が多いこともあるぐらいで、本を減らすのが至上命令なのに、こんな調子では本は減らないのである。バカだ俺は!