本がみつからない!
このブログではできるだけ個人的なこと、今日何したとか、何食べたとか、私的なことは極力書かないつもりで始めたのだが、もう今日は疲れ果てて疲労困憊、精も根も尽き果てたという感じなので、ついうっかり自分のことを書くことにする。
このところ、アマゾンからだけでなく、珍しいことに本店の方にも注文や問い合わせがあり、それはとってもウレシイことなのだけれど、そうなると、在庫確認をしなくてはならず、実はそれが一番怖れていたことで、このところ倉庫で毎日、本の山に分け入ってご注文の本を探索していた。そして古本屋の職業病、ギックリ腰になってしまったようなのだ。
当店では、先にも書いたが。アマゾン出品用と自店舗で売る本は基本的に分けて別にしてあるから、アマゾンからの本ならば探し回ることはまずない。アマゾン用の本を置くスペースを別室につくり、机の上に大まかなサイズや内容ごとに平積みにしてある。それでも500冊以上の分量だから、背だけ目で書名を追ってもなかなかみつからないこともある。それでも出品した本は必ずそこにひとまとめにしてあるはずなのだから、本がみつからぬはずはない。まあ、大変なのは平積みの本の山も100冊程度の高さになると、崩さぬよう注文の本を取り出すのが苦労と言えなくもないが。それが一番下になってたときなど泣きますね。恐いのは地震で、そうした本でできた塔がユラユラ揺れて、お互いに支え合っているうちはいいが、去年だったか何回かやや大きめの地震が立て続けに起きたときなど、アマゾンの本ではなかったが、とうとう崩れて床に落ちて背割れして売り物にならなくなった被害も出た。だが、アマゾンからの注文ならばまず慌てることはない。
問題は…本店の本の注文があった場合なのだ。なぜならば現在、サイト自体も容量がいっぱいでフリーズ状態となっているのと同じく、その本が置いてある倉庫室も未整理の本やら雑誌で立錐の余地もなく、本店でアップした本が入っている段ボール箱のところまでもたどり着くことすらままならないのである。だから本店に注文があることを内心怖れていた。でも注文とあれば仕方ない。本店にお客が来て嬉しいのと探すのが大変なのとで気持ちはアンビバレント、体は疲労困憊でイテテイテテとなっているのだ。で、結局注文の本はあったのか。昨日も今日も本と埃に埋もれて探し続けたけれど1冊だけどーしてもみつからない。どうして自分はこうなのだろうか!