講座オフノートとゴールデン街劇場連夜
先に一度お知らせしたが、今月末25、27、28日と日本のフォーク、特に関西フォークというものに関心ある方々には大変貴重な意義あるワークショップと関連ライブがオフノートの企画で行われる。
そのチラシを上部にアップしたので、パソコンでご覧の方はそこをクリックすると拡大され詳細が確認できるかと思うが、増坊も愚考蛇足ながらも補足して宣伝させて頂く。これはオフノートというインディーズレーベルを主宰する畏友神谷氏の大英断であり画期的な企画だと深く感心し賛同してのことだ。こんな催しは関西ならまた可能かもしれなかったが、東京できちんと行われるのは初めてのことではないかと思う。ぜひ心あるフォークファンの方は何はさておいてもご参加願いたい。
まず、25日の講座オフノート番外編『埋み火の記憶を辿る知られざる「日本フォーク」秘史』であるが、講師として中川五郎さん京都の古川豪さんを招き、60年代半ば、十代の頃から関西フォークムーブメントに深く関わったお二方にフォーク創生期から今日に至る流れを語っていただき、中でもURC衰退に大きく影響を与えた「フォークリポート」猥褻裁判の全容を、被告と裁判の応援団長であったご両人から詳しく聞けるのではないかと期待している。彼らについては拙ブログ読者には説明不要であろう。
関西フォークの巨頭、岡林信康が神様と崇められた過去と決別しエンヤトットにうつつを抜かし、高石友也も日本のフォークとは距離を置き独自の歩みに進み、高田渡も既に亡き今では、当初からのことを知り語ってくれる生き証人はもはや中川五郎と古川豪氏の二人しか残っていないというのは言いすぎではないはずだ。その二人から貴重な話が聞ける得難い機会であろう。ぜひ多くの参加者を望みたい。
2009年10月25日 日曜日
場所 豊島区民センター・第二会議室
時間 18時から
参加費 1500円
豊島区民センター 豊島区東池袋1-20-10 03-3984-7601
行き方 JR山手線池袋駅東口下車 徒歩5分