9月12日荏原中延・スナック「美浜」にて
ご存知だろうが先の浅草、木馬亭での、かんから楽隊を率いてのソロライブでは、予想を越える観客が詰めかけ収容人数を超えて超満席となったため入れない客も出たという「伝説」も生まれた我らの岡大介であるが、今度は久々にかんから三線抜きでのフォークライブを行うことが急遽決定したのでお知らせしたい。場所は彼のホームグランドの一つである池上線荏原中延のスナック、ニュー美浜で、昔懐かしのかんからそんぐ~演歌ではない今に生きるフォークシンガーとしての彼の実力を思う存分発揮してもらうために増坊も企画に関わったものだ。ついに実現の運びとなって本当に嬉しく思う。
時間や場所などの詳細は後ほどお知らせするが、ぜひ日本のフォークソングに関心ある方は足を運んでほしい。岡大介というシンガーには、添田唖蝉坊~高田渡~なぎら健壱という音楽のルーツ、その流れを汲む昔の演歌的楽曲をレパートリーとしているが、実際、元々は吉田拓郎をこよなく愛するフォーク少年であって、彼のオリジナルも実に素晴らしいものがたくさんある。増坊は個人的には、昔の、他人の楽曲を唄う演歌師としての岡大介の面より、若手シンガーソングライターとしての実力を高く買っている。もちろん、そうした昔の名曲をかんから三線などで今日歌い継ぐことの意義は大いにあるし、彼でしかできないことだと理解している。しかし、このところ浅草でもどこでもその「演歌」の部分にスポットが当ってばかりいて内心不満であった。本当はフォークシンガーとしても素晴らしい曲を沢山持つ人なのに・・・と忸怩たる思いさえあった。
今回、そうした同じ思いを持つ多くのフォーク岡ファンと彼を長年支え応援してきた美浜のママさんの思いが合致し、かんから三線抜きでの、彼のオリジナルのフォークソングだけを唄うソロライブ決定となった次第だ。ぜひ、彼のフォークシンガーとしての類稀なる才能とうたの実力を美浜に来て確認してもらいたい。ただ、キャパが小さい店ですので、早めに予約したほうが確実に入れる。この拙ブログでも受け付けるので、半ばシークレットライブ的に、片寄せあって岡大介を囲みじっくりと彼の素晴らしいフォークソングに耳を傾けてもらいたい。
じっさい、こんな企画はこれから先当分ないと思うので貴重な機会だと断言する。本当の岡大介を知りその場でじっくり確認するチャンスなのである。ぜひ見逃すな!
★8/8のみ亭にて、大阪のちんどんや華の家さんとの
岡大介。後ろには中尾さんの姿も。