8月が駆け足で過ぎていく
猫のことなどもうどうでもいいってことはないのだが、忙しいよりともかく慌しく、時間があっという間に過ぎていく。今朝も早朝から、その次郎のそっくりさんを確認に行くつもりでいたのだが、寝たのが遅く起きられず、気がついたら久々に晴れて外は強い日差しであった。仕方ない夕方にでもと考えていたのだが、今日は老犬を病院に連れて行く日だった。
ところが午後から曇ってきたかと思うと雷が鳴り、一時強い夕立となった。でもすぐにやんで晴れたと思ったら夕方からまたもや豪雨。その雨の中、車出して、動物病院へ先にお腹の腫瘍で手術したメスの老犬の抜糸に連れて行ったら、そんな天候のせいなのか、本日休診の札が下がっていて徒労であった。
個人経営の看護婦も置いていない昔から懸かり付けの病院であり、我が家の代々の犬猫のカルテはそこにあるので通っているのだが、動物も歳とったがその獣医先生も年寄りになってしまい、このところ休診の日が多いので困ってしまう。やはり行く前に老先生に電話して確認しないとならない。
その15歳の老犬だが、小型犬系雑種のせいか、歳のわりにはすごく元気で、普通その年齢では麻酔が危険で手術は不可能だったのだが、今回の手術は無事成功できた。少し痩せた感はあるが、予後も安定して食欲もすごく体力もあるので、たぶん、これからまだ数年は元気で生きると思える。二十歳ぐらいまでは軽く生きそうだ。今は回復したせいか室内で走り回ってうるさくてかなわない。
ただ、彼女は元気でもその後に、13歳を越すラブラドル系雑種の兄弟がいるので、彼らもそろそろ来年ぐらいから老いが一気に進みそうな感じがしている。大型犬こそ、寿命が短く、バーニーマウンテンドッグ級ともなると12歳が寿命なわけで、やはり15歳まで元気で生きられるかどうかだろう。
しかし人も犬も出会うには縁があったからで、お互いに死ぬまでの時間、楽しく仲良く元気でやっていきたいと願っている。こうして病人犬がいると、今夏は川遊びもなかなかできないでいる。傷が早く癒えたらば、また皆で多摩川へ行って晴れた日には日暮れまで水遊びしたいものだ。