初日に心に残った人たちは
今日10日は、昨日からの冷たい雨がしょぼしょぼと降り続いて肌寒い。3月の気温だそうで、先日ようやくコタツを片付けたばかりなのに老人たちは寒いからコタツを出そうと騒いでいる。風邪ひかない様に早く寝かせなくては。
ようやく、春一番まずは出演者リストをアップさせた。疲れのほうはようやく癒えてきた感じがするが、まだ旅行の後片付けも山ほどあるし、家のことをはじめ様々な締め切りや残務処理が山積みでこれからこそが大変なのだ。Amazonの方も再開したとたん注文が届き始めたし、人生はなかなかほっと一息つけるときはない。まあ、遊んできたから仕方ないのだが、自分ではこれは仕事のようなものだと思って書いているのである。
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今年の春一番、初日についての感想を書いている。この日はラスタ系が多く、午後の三連発にはもううんざりした。この日心に残ったのは、名古屋から初参加のブラス系レゲエバンドだが、女性ホーンセクション中心にそのセンスの良さが目を引いた「
JAZZ MATANGO 」と
RAS TAKASHI と
C→RAG兄貴の二人組ぐらいで、
近藤房之助&塩次伸二の本格的ブルースバンドがなければ、何か全体的にしまりのない、だるーく緩すぎる一日だった。何しろ去年までうんざりしていた天野SHOでさえ、ビビットにかっこよく感じられたほどだったから。伝説のブルースバンド、ウエストロードB・Bのギタリストだった
塩次の雄姿とプレイを初めてこの目にすることができただけでも良かったかもしれないが。★
JAZZ MATANGO ↓★
RAS TAKASHI と
C→RAG兄貴↑★
塩次伸二と近藤房之助
翌日の朝、野音の外で阿部ちゃんをつかまえて早速初日の文句を言ったらば、彼曰く、「あのレゲエのやつらは長くやってていつか出してやりたいとずっと思ってたんや。あんな髪の毛してて大変やんか。でもなかなか機会がなく、他の日ではほかのと合わなくて入れられない。やつらは乗ってくると時間も守らんだろうし。だからまとめて昨日組んだんや。かんにんしてや」とのことで少し腹が収まったものの、一日だけその日のプログラムで選んだうえで納得して来る客ならともかく、増坊のように四日間通し券で、全日足を運ぶものとしては物足りなく、東京から来た事をやや後悔した初日であった。
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BO GUMBO3 とゲストの
友部正人 初日のトリは、噂高いボ・ガンボスの残党の人たちだったが、残念ながら増坊はそのバンドの全盛時を全く知らないので特に感慨はなかった。