ようやくガソリン満タンにした
朝、6時半ごろ起きた。
先週はいろいろショッキングなできごとが続いて慌しく、寝ても良く寝つかれず、朝早く起きてしまう日が続いたせいか、今週になったら、逆に一度寝るとついつい惰眠を貪って、なかなか起きられない。まさに春眠暁を覚えず、の例えの如く、気持ち良くてだらだら寝てしまう。
今朝は所用もあって無理して早く起きたが、それでもまた楽しい夢を観ていて、なかなか途中で切り上げることが辛かった。
今朝方の夢は、昔、二十代半ばの頃、自分が撮っていた8ミリフィルムでの長編劇映画についてであり、実はそれは、就職したり何やかや多忙になって、結局未だ完成できないままなのだが、今でも時間が出来たら完成させて出演者や手伝ってくれた人たちには公開したいと考えていて、ずっと心残りというか、気になっている大きなことの一つで、夢ではそのラッシュフイルムを写して、出てくれた女の子に見せているというものだった。久しぶりに自分でも見直して、なかなか素晴らしい出来だと思い、早く何とか完成させて公開しようと決意していた。
その前の夜は、高田渡が出てくる夢で、夢の中の渡氏は、喫茶店のマスターをやっていて、あの風貌のまま元気であり、夢というのは、不思議なもので、これは夢の話だとわかっていても、いろいろ話したり、シバも出てきて、ハーモニカを吹いたり、みんなで和やかにわいわい楽しくて、ついついその世界からなかなか抜け出せなかった。
現実は辛くしんどいことばかりなのに、不思議に夢の中では楽しいことばかりで、そうした夢を見るとついついそっちが面白くて夢中に(文字通り夢中に)なってしまい、なかなか目覚められない。起きてから、これは願望がそれを見せているのかと訝しく思う次第だ。夢で現実逃避するということがあるのだろうか?
午前中は本の回収作業などがあり、菓子パンを齧りながら自転車であちこち走り回り、昼近く、近所に出来た博多風とんこつラーメンの店で、ラーメン食べ、替え玉一つ。そして1時過ぎ、親たちにお好み焼きを柔らかく作って焼いて昼食にする。
朝から走り回ったせいと早起きしたからか、足が重くだるくなって、3時ごろからついベッドに横になりうとうとしたら、また本格的に夢を見るほど寝てしまい、しぶしぶ5時頃慌てて起きる。
アマゾンからの注文の本、一冊、梱包してまとめて、クルマに犬たちも乗せて、ヤマトのセンターまで発送に行く。そのついでにほぼカラになっていたガソリンを入れることにする。
家の一番近くのスタンドでは、昨日の朝はでかく張り紙をして、在庫分がある限り当店は値下げはしないと宣言していたのに、その日の夜になって前を通ったら、早くも値下げして127円になっていた。そこで、他でもどうか、もっと安いところはないかと、秋川の高速インターの近くまで足を伸ばして確認に行った。
わかったことは、一店だけ127円というのがあったが、他は129円、128円といったところで、結局、どこでも入れずに戻って、その近所の127円というセルフのGSで満タンにした。4000円弱だったが、それでもあまり安い感じはしない。5年ぐらい前は一時100円もしない頃があったので、120円台でも全然安い気がしない。これでもまだ高すぎると思うが。
何だかんだいっても、資本主義というは競争原理でしかなく、その現実を目の当たりにすると、当然安くなせざる得なくなると考えていたが、じっさいあまりに予想通りで複雑でもあり嬉しくもある。
しかし、このところほとんど遠出もできなかったので、少しは一息つけるかもしれない。福田首相は地球温暖化が心配とか言ってたが、たかが、20数円安くなったぐらいで、国民はバカみたいに無駄にドライブして、その結果、排気ガスが大量に出て環境に悪影響が出るとでも本気に考えているのだろうか。
それはともかく、今日はまだ家の片付け作業はほとんど進んでいないので、今晩は無理してでも深夜これからがんばるしかない。