カンカラ三線の岡さんのCD発売記念ライブ
オクノさんたちのライブがはねた後、彼とでんでん氏の雑談を交えた取材をセットして、その後も店内でオフノートの神谷代表と呑みながら話したりして、結局、出演者の皆さんと吉祥寺の駅まで歩いて改札で別れたのだが、改めて、唄が人を繋いでいく、という思いをこの日も強く感じてしまった。ちなみにオフノートとは、オクノさんをはじめ、中川五郎ら日本のフォークミュージシャンや沖縄音楽のCDを数多く出している奇特な志あるインディーズレーベルである。
オクノさんとでんでん氏も共通の知人がいることもわかったし、電話では話したことはあったが、同じ志を持つ神谷さんと会うのもこの日が始めてだったが話が弾んだし、そしてこの日また一人新たな出会いがあった。
京都で、古川豪さんの店、薬のイスズを訪ねた折、豪さんから、「かんから三線の岡君」というユニークな人がいると聞いていた。若いのに、明治大正の演歌師に傾倒し、そういう音楽を三線でやっているという。今回、神谷さんの手伝いで店内をうろうろしていた男の子がいたので、終演後話したら、何と彼がその岡君で、お互いびっくりしてしまった。世界は狭いというか、みんな繋がっていたのだ。
その彼のCDがこの2月に出て、本日3月15日、荻窪の喫茶店ポロン亭でCD発売記念ライブがあるというのでそのチラシをもらった。若いのにそんな古い音楽に傾倒する彼に興味を持ったし、せっかくの記念のライブだからオジサン世代としても応援に駆けつけないわけにはいかない。以下そのチラシを転載しておく。
ちなみに彼の名刺には、ギター、カンカラ三線で明治大正演歌と昭和歌謡もうたえるフォーク・シンガー! とある。どんなステージなのかとても楽しみだ。