拙ブログに沢山のご意見を頂き有難うございました。
朝起きたら、寒暖計は、室内なのに零度であった。外は今冬何度目かの雪。ストーブも温風ヒーターもない今年の冬は、ふとんから抜け出すのが一苦労だ。雪に閉ざされ冷凍庫の中にいるような増坊の家である。パソコンを打つ手が痺れて感覚がなくなっていく。居間のコタツだけが唯一の暖房器具なのだ。
昨夜の雪はみぞれに変わったのか、道の雪はザラメ状に凍りついている。ザクザクと音を立てて踏みしめながら犬の散歩へ行ってきた。ものすごく冷え込んでいるが晴れて陽射しもあり気持ちの良い朝だ。
さて、先日、瑣末なことだがこのブログの表記法について、ご意見受けたことを書いた。また、それに関して多くの読者の方からも様々なご教示を賜った。改めてまずは感謝したい。こんな拙いブログに皆さんのお時間を割いて頂き心より有難く思う。
横書きのブログなどを書く場合、行の頭の一文字分、一コマ分空けるべきなのか、その必要がないのか、その代わりとして改行を多用するべきか、いろいろご意見を承った。実際に、一コマ空けずに、改行で代行して何回か書いてみた。
結論だけ言うと、これまでの増坊の知っていた「文法」よりはるかに読みやすいと思えた。良い新たなルールというかマナーを教えてもらえて有難いと思った。しかし、書き手の気持ちとしては行の頭がぴったし全部揃っていると何か気持ち悪い。すごく機械的に思え心地悪く感じてしまう。
もちろん、どんなことだって最初は違和感があろうと慣れていくものだろうし、読みやすいのならばそれに越したことはないはずだ。だが、ばらつきがあると読みにくいというご意見があるのを承知の上で、やはり今書いているように、これからも文頭は一コマ空けて書いていくことにしたいと考えた。
人は長年続いた習慣を変えることは容易ではない。その習慣がたとえ悪しきものであろうと、50年以上それを続けていると、そのことが存在意義に密接に絡み合い、改めるにしかず、やぶさかではない、とは書いたものの、やはり変えたくないし変えるべきではないと勝手ながら思う。その分、改行を多用して少しでも文字ばかりびっしり続かないように心がけていくことにした。
というわけで、大変お騒がせした挙句、あまり改善されない結果となって大変申し訳なく思うが、喫煙者が周囲から顰蹙を買って、自ら百害あると知りつつもタバコがやめられないように、これもまた業のようなものだと思ってご理解頂き今後とも末長くお付き合い頂けたら幸いである。多謝。