何か有効な対策はないものか
おそらくこれは、自分だけでなくネット上で、何らかの発信行為をやっている人なら誰もが頭を悩ましていることだと思うが、日々大量に届くスパムメールには本当に頭にくる。夏になるといつも出てくる小バエのように、煩わしいことこの上ない。今日のネット社会ではこうしたメールは必然的にどうすることもできないものなのだろうか。
このところいったい日に何通のSPAMメールがウチに届くのか、記録してみた。朝起きてから夜12時の段階で、多い日は100通近く、少なくても60通は届いていることがわかった。もちろん、気がつくと、一つ一つノートンのスパムホルダーに移して、そのメルアドはスパムとして登録され二度と目にすることはないはずなのだが、新しいパソコンに変えてから、ほとんどその機能が効いていないようで、いや、送信者のほうが常に次々新たなメルアドで送ってくるからなのか、結局のところそうしたスパムは次々届き、減ることはなく増える一方なのだ。それらを取り除くだけで忙しい中かなりの時間がとられてしまう。
聞くところによると、企業などだと、出社してからの朝一時間は、退社後から出社までの間に届いたメールのチェックだけで終わってしまうと聞く。その大方が不要のクズメールで、その中から大事な商用メールをより分ける作業に苦労するのだそうだ。スパムメールを送りつけるのは個々の業者なのだろうが、これだけ大量になると、その対応にとられる時間だけでもかなりのロスとなり、こうなるともはや犯罪だと思えるが、これは規制することはできないのだろうか。
その内容だが、約四分の一は、海外からのバイアグラなどの通販の宣伝で、あとは、手変え品変え、H系のサイトの宣伝と勧誘であり、それに金儲けのカモを求めてうまい話が続く。
しかも最近は、私宛てのメルアドや氏名をはっきり指定して送りつけてくるタイプのもあり、知人か知り合いかと一瞬迷うほどだ。手口はますます巧妙狡猾となっていく。
当方、出会い系の女にも逆援助交際にもそもそもまったく興味がないので、そんな甘い勧誘に引っかかるはずもないのだが、世の中にはおそらくオツムの弱い世間知らずの男がいて、つい欲望に駆られて、まんまと金を巻き上げられるのだろう。
どんな手口で内容なのか試しに覗くだけでも危険だし、そんなヒマはまったくないので、詳細は語れない。が、ある入り口までこのブログを書くためにアクセスしてみたら、それはアダルトコンテンツの宣伝で、様々なH画像が730日間見放題で99.100円とあった。うっかり入り口をクリックしただけで会員登録したことになるそうで10万円近く請求されるのである。くわばらくわばら。
で、今回の趣旨はスパムメールが少しでも届かないようにするにはどうしたら良いのか、という相談なのだが、また長くなったので次回へと続く。話は違うが女性には女性向けのアダルトスパムメールが届くのだろうか。しかし、性別はどこで調べるのだろう?