さて、何を書くか
昨年末のフランス旅行以来、気合いと期待を込めて始まった新しい年も気がつけば早や3月も終わろうとしている。自分に課したこともどれだけできたか振り返ると、山へはかろうじて行けているが、音楽は全然でせっかく張り替えたギターの弦も錆びかけているし、フランス語の方も、ラジオ語学講座で録りためたテープは増えているが、落ちついて聞き返すところまでいかない。やはり語学はどこか通わないとダメかもしれない。それにしても何故かはわからないが、このところ目が回るほど忙しいのだ。基本的に私ごとはブログでは書かないようにしようとは思っているのだが、今後の予定もあるので、たまには許してもらいたい。
古本屋家業の方は、アマゾンでの一時期の絶不調は乗り越えて、とりあえず注文も回復してきている。自店舗の方も直の注文も少しづつだが増えてきて、やりがいが出てきた。結局のところ本を売る商売は、品数の多さと比例して売り上げも増すわけで、大変でも常に新たに売れ線の品を補充して、売れないものは値段を下げて処分していく、それだけのことだ。それにある程度続けて本の知識と目も肥えてきたので、どのようなものなら売れるか多少は見えてきたから、たとえブックオフのような新大型古書店に行って、100円均一の本を選んでもまず外れはないようになった。しかし忙しいのは金儲けでではない。ウチはともかく単価が安いので、注文が続いても実際の純利はバカバカしいほどささやかなものなのだ。
忙しいのは、例によって、またぞろ金にならない“趣味”の世界にはまって、それにまた夢中になり始めているからだ。一つは以前書いた、林美雄という、今は亡きTBSのアナウンサーと彼が担当していた『パック・イン・ミュージック』という深夜放送についての新プロジェクトであり、もう一つはタカダワタル的に関係する今春の関西旅行の計画である。どちらもこのブログとは関係があって、ブログというモノが存在せず、増坊がこの場で書かなければ、それを読んでくれた人と新たな出会いもなく何も動き出さなかったわけで、まさにブログさまさまである。
で、その活動予定についてなのだが、長くなりそうなので次回で書きます。