7月3日は芸能の神様の前で奉納ライブ
今日は6月3日である。鳩山の次の首相が誰になろうと知ったことではないが、今自分にとって一番の関心事は、いよいよ一月後に迫ってきた「隅田川フォークフェス」のことだ。これを何としても成功させたい。
でも「成功」って何なのかと考えるとそう簡単に答えは出ない。お客がたくさん来てくれて赤字にならないことも成功だし、良い演奏、素晴らしいステージが成ったときこそが成功だとも思える。また、欲を言えば、そうした全てのこと、お客も演者もそして企画した側も三者がそれぞれ満足できたときこそが成功と言えるかもしれない。
でも自分にとって一番大事なこと、大切だと思えるのは、そんなことより参加した皆それぞれの出会いも含めて、そこからまた何か新しいこと、次に繋がって続いていくことが生まれるかどうかだ。それは、一個人の内面だけのことでもいい。そのライブに参加したことでその人の中の何かが変わり新しく何かが生れたらばそれは素晴らしいことだ。
音楽は気晴らしでもBGMでもあるが、自分にとっては救いであり、自分を大きく変えてくれた恩人のようなものだ。もしも音楽と出会わなかったらば、音楽のない世界で生きていたら、と考えただけでぞっとしてくる。音楽を通して人と繋がり人生は大きく動いていった。
今回の会場は昨年と同じ江島杉山神社である。去年は急な話であまり考えが至らなかったが、そもそもここは弁天様に縁が深い芸能の神様を祀る神社である。ということは音楽の神様でもあり、このコンサートは奉納ライブと位置づけられよう。そう、自分にとっては恩返しでもあるのだ。
今年の出演者は全て100%自信をもってお奨めすることのできる素晴らしい方たちだ。しかも飛び入りとしても豪華なミュージシャンが控えている。ならば音楽的にはもはや何も不安はないし、とうぜん素晴らしいライブが行われる。ならばあとはそのライブをどれだけの人が共有できるかなのだ。そのために宣伝するのは企画側であり、責任はすべて自分に有る。あと一ヶ月、真剣勝負なのだ。