まずは7月3日の隅田川フォークフェスを大盛況に!
家の方はとりあえず一段落したとしよう。
それこそ鳩山首相の普天間基地騒動ではないが、期日までの完全決着は成らなかったが、二階の自室、まず広いほうはほぼ片付いたし、大工との間で妥協案もでき、まだ二階にかなり残っている本の山の「移設場所」も確保できた。それは、一階の今回コンクリートを打った風呂場部分で、一番最後に工事する場所にとりあえず移動させておけ、ということになった。まあ、水平移動ではなく、垂直移動だからそれはさほど大変ではない。
何しろその二階部分を全部カラにして床をはずさないことには工事は先に進めない。なのでブログもお休みして連日連夜、溜まりに溜まった中学生の頃からの私物を必死に、箱詰めして近くの倉庫に運んでいた。あまりに疲れて吐き気と頭痛に苦しめられるほどだった。
それは主に紙モノで大部分は捨てても良いような、もうどうでもよい「過去」のものだが、今は一つ一つ確認して取捨選択している時間はない。家が完成し落ち着いたら整理しようと思うが果たしてそんな余裕ができるかわからない。しかし、昔付き合っていた女の子からの手紙類はともかく、中には70年代の春一番に行ったときのチラシやら、初期の名前のない新聞や、ぐゎらん堂でもらってきたコンサートの貴重なチラシ類やらも出てきて、ある意味でモノを一切捨てなかったことはタイムカプセルなのだと興味深く自分でもそれはそれで感心した。今自分が再びあの頃と向き合い、当時のことを改めて検証しているのだからそれもまたグッドタイミングであり機縁だと思えてならない。
さて、家のことはまた追って報告するとして、過去のことより今のこと、そしてこれからである。今増坊は自らの非力な身に余るタスクを同時にいくつも抱えて、その多忙さで半ばパニック障害気味であるが、まず当面目先のビッグイベントは、
7月3日土曜日の両国での
隅田川フォークフェスティバルである。
これを成功させないと、出演者には交通費さえ出ない。何故なら今確定した段階で、10組以上もの様々なジャンルのミュージシャン、芸人さんたちが出てくれるので、お客が100人以上来てくれないことには、興行的にまたもや失敗となる。前回のウクレレナイトはライブ的には素晴らしい出来だったと企画者としては確信してはいるが、結果赤字であり、その内容に見合う観客を集められなかった自らを責め続けている。一番の原因は忙しさにかまけて何より宣伝不足に尽きるのだが。
今回の墨田川フェス、入場料は、前売り1.500円、当日2.000円を予定しているので、その収益から出演料を算出するとしたらグループでの出演者もいることを思うと正直いったいどうしたらよいものかと不安になる。皆さん手弁当的に快く出演快諾してくれただけに、なおのこと多くのお客さんを集めて大盛況としたいと願っている。どうか、当ブログの読者の方にはぜひぜひお越し頂きたいし、願わくば友人知人に告知宣伝してもらえたらと心より思う。
さてさて、ではその出演者のラインナップであるが、フォーク界の至宝、大ベテラン
村上律氏をはじめ、新進気鋭今や全国的超売れっ子
岡大介まで老若男女多彩な音楽家たちが勢揃いした東京では久々のビックイベントだと自負している。高田渡生誕会も既になく、大阪の春一番のようなイベントが少ない今、企画者が言うのも面映いが、これは凄く面白いコンサートになるに違いない。といっても初夏の一日、神社の本殿の畳の部屋で、のんびりとゆるゆると缶ビール片手に素敵な音楽に浸ってもらえればそれだけで大満足できるかと思う。きっと気分は海辺のライブ小屋「ええかげん」であろう。
さらに今回はそこに特別に某有名フォークシンガーもスペシャルゲストとして登場するという噂もあり、律さんとギターバンジョーで競演もあるかもしれない。それを考えただけでくわくわくしてくる。この日はきっと伝説になると思うし伝説にしたい。京都では例年恒例七夕コンサートの日と重なってしまうが、どうか東京近辺の方は何はさておき両国にお越し下さい。※当日のお手伝い、スタッフも大募集中です。
★時間、場所、出演者など詳細は別項でお知らせします。