家の工事は着実に進んでいる。
なかなかブログも書けず申し訳ない。
今これを書いているのは土曜日の夜10時過ぎ。先ほどまで手伝いの友人たちと慰労の酒を呑んで別れ家に戻ってきた。幸い明日は日曜で大工も来ないので久々の小休止、休日である。そのことだけでほっとしている。
もう疲労は限界を通り越し極限まで達している。まさか50を過ぎてこんなに働く日が来るとは思わなかった。昨日は青梅の作業場まで、本の箱を車に満載し3往復した。朝8時から夕刻6時過ぎまで働きづくめだった。近所に借りていた倉庫から段ボール箱に詰めてあった本の箱を車に積み込み、大工の作業場まで運んで、中に運び入れ積み上げていくのである。今日も二往復した。指はもう疲労で感覚がない。
何でそんなことを今さら必死にしているかというと、改築工事が始まって壊さない部分も地震に備え基礎をうつため床を上げなくてはならなくなった。それで今そこにあるものを急遽移動させねばならなくなってしまった。その置きスペースとして、近くに借りている倉庫を活用すべく、ならばそこにある不要不急の本類を移動させねばと青梅の山中にある大工の作業場に運んでいるのである。何にせよ、簡単に右から左へモノをなくしていけば済むわけではなく、毎度段階的に紆余曲折を経ているのである。幸い二日間、朝から晩まで本の箱の移動作業を繰り替えしてようやく一部屋分の空間が出来た。今度はそこに古家のものを運び入れていく。
そう、今度はそこに最終的に残っているものを運べば本当に家はカラになる。あとは大工に丸投げして全面的に工事は任せることとなる。もうこちとらは一切作業に関わることはなくなる。そこに行き着くまでが大変であり、じっさいまだまだ移動は全部終わっていない。
でももうあと数日のうちに全て終わらせねばならず、どんなに大変で疲れようともう一ふんばりだと思う。ここを乗りきれば家は建つし、最後の最大の山場だとも思う。夢をかなえるためにもどうかそこにたどり着けるよう、もはや神にも祈る気持ちだ。体も気持ちも明日一日で回復するかわからない。
応援してください。願わくば共に祈ってください。