今秋こそが勝負なのだ。
爽やかな冷たい風が窓から入る。秋風というより、多摩の山間ではもはや半袖短パンでいると冷えて肌寒いほどで、今年は冬の訪れが早いような気がする。
政治のことも音楽のことも商売のこともそして家のことも、いろんな思いが頭の中を駆け回って、このところやや焦り気味であり何か落ち着かない気分でいる。あれもこれもできないし、結局中途半端となってしまうのはわかっているが、もう9月であり、今年も残すところ先が見えている。本格的冬が来る前に、今のうちに進められるところは少しでも進めておかねばならない。全てがこの秋にかかっている。今年2009年は自分の生涯においてもっとも重要な年だと考えているからだ。
あれこれ抱えていて考えがうまくまとまらなく、じっくり落ち着いてこのブログに向き合えないでいるのが現状だが、報告すべきことだけ手短に。
家の改築工事のほうだが、先日大工さんと連絡とれて、現況を下見に来てもらった。工事開始に向けて、今月中にはその日程が決まると思う。実に、4年?5年近く遅れての第二期工事を始めることとなる。拙ブログでこれまでも何度も何度も状況報告し、いろんな方々から、いったいいつになったら完成するのか?と問いただされ続け、挙句に呆れ果てられた計画であったが、もう間もなく具体的な話をつめて来月からでも基礎工事が始められればと思っている。あまりに時間がかかったので自分でもまだ半信半疑な気持ちがするが、ともかくついにここまで来たのだ。じっさい、今年の冬もこのままだったら今やあちこち壁もないこの家では、雨風が吹き込んで野外で寝ているのと同じであり、老親たちは凍死しないまでもすぐに肺炎を起こし衰弱死に至ってしまうだろう。
だが、工事が始まったとしても全面的完成はまだ当分先であり、年内に内装はともかく外側だけでもカタチになっていれば御の字だ。というのは、諸所の事情で、当初立てた図面より大幅に間取りも変更しないとならないからだ。それにはかなり手間がかかるし新築の家のように一気に完成には至らない。
じっさいそこまで出来なくとも工事さえ始まってしまえば、もうあとは大工のペースに任せるだけなので、こちらの出番は当面不要となる。だからまずは工事の日程だけ決まれば大船に乗ったような気持ちとなろう。
実はまだ解体部分は残っている。室内から壁を剥がし壊しはしたが、二階の屋根や柱の撤去に至っては高所作業であるしプロに任せるしかない。それと土台部分の根太や基礎の土台撤去も素人では荷が重い。それらの解体工事も含めて大工がいつ参入するか今月中に予定を出したい。
そして本当に完成した暁には、ミュージシャンたちを招いて三日三晩の狂乱のライブパーティーをやるので、ブログ読者の方も無料招待するので泊まる覚悟でぜひ見学にきてください。映画「レイチェルの結婚」よりエキサイティングな音楽パーティーをやるぞ。