テーマソング「うたう古本屋」について★「うたう古本屋」を唄う太田さん。at.隅田川フォークフェス・2009年6月27日。
これは、自慢して良いことなのだと思うのだけれど、自分=増坊にはテーマソングがある。タイトルはズバリ「
うたう古本屋」。自分で創ったのではなく、友人である太田さんが昨年拵えてくれたものであり、このところ彼は人前で必ず唄ってくれている。自分の気持ちをうまく捉えた素晴らしい曲であるし、とても光栄で嬉しいのだが、さすがに当人としては面映いというか恥ずかしくもあり、人前だとなかなか冷静にはまだ聴けないでいる。どんな曲かというと・・・・。
お集まりの皆様よ 会うは他生の縁とやら ほんの少しだけ 与太な話を聞いとくれ
はばかりながらこの俺ら はしくれながらも古本屋
本が好きで好きが過ぎて 本屋始めた古本屋
本が好きホントに好き 三度の飯より本が好き 本が無けりゃ夜も日も明けぬ
本さえあればそれでいい 本が笑う 本が叫ぶ 本が驚く 本が泣く
本との人生を唄う古本屋
本が好きで死ぬほど好きで 本屋始めてみたけれど
仕事となればままにもならず 時にゃやになることもある
本なんか嫌いだ見るのもやだ 俺らホントは唄が好き
酒も好き映画も好き だけどやっぱり本が好き
本が好き心底好き 寝ても覚めても本が好き
酒もいらなきゃお金もいらぬ あたしゃも少し書が欲しい
本に笑う 本に叫ぶ 本に驚く 本に泣く 本との人生を唄う古本屋
本は楽しい 本は哀しい 本は何より愛おしい 本との人生を唄う古本屋
本と笑う 本と叫ぶ 本と驚く 本と泣く 本との人生を唄う古本屋
いかがであろうか。自分がモデルになったうたがあるというのは、何とも不思議な気持ちがする。偉人でも有名人でもないのに、うたなど作ってもらって良いのだろうか。そういえば、先には、このブログのTシャツも大阪の春友竹田さんが作ってくれたのだった。全く自分は友人運に恵まれているとつくづく思う。
もし、パソコンにもっと詳しければ、やがては、このブログを訪れた方に、この曲が聴けるように設定したいと夢想するし、もう少し家のことも含めて全て落ち着いて、自店舗のサイトを再開できたときは、訪問客にはすぐこのうたが流れて出迎えるようにしたいと考えている。
それにしても・・・・思うのだが、このカントリーのスタンダード曲に太田さんが詞を載せたこの唄、自分も唄いたいと思うし、やがては人前で自ら披露したい。しかし、今の自分にはまだ彼のように堂々とうたえない。うたというものに対してまだまだ臆する気持ちがあって、正面からきちんと対峙できない。いつの日か、この曲のように、真の意味でうたう古本屋になれることが自分にとっての大きな目標なのだ。そして、太田さんはずっと憧れであり、彼のように唄えるようになりたいといつも願っている。
その人のライブが20日にあるのだ。もちろん、増坊も参加するが、ライブの成功を心底祈っている。